縁があり、短編時代劇「なまくら」のヘアスタイルを担当させて頂きました。 「なまくら」は児童文学作家吉橋通夫さんの同名小説が原作で、幕末から明治期の京都を舞台に、子供たちが過酷な時代を生き抜く姿を描かれており、中野広之監督率いる「右京太秦芸能人会」が制作を手掛けられている時代劇です。時代劇映画の技術継承と地元京都の伝統的な文化の伝承なども目的の一つなのだそうです。全七編からなる大作で、3年~4年をかけて撮影され、一編ごとに撮影地となった地元の方々を招いて上映会などもされているとのこと。 夢館は第6話『赤い番がさ』の古着屋の女将さん役をされる七海薫子さんのヘアスタイルを担当させて頂きました。

カツラじゃない、自然な毛流れのヘアスタイルをご希望されていたので、大きすぎずそれでいて”粋”な女将さんの雰囲気を壊さないように、セットをさせて頂きました。


全ての撮影が完了するのはもう少し先のようですが、今作が完成したらご連絡を頂けるそうなので、楽しみです☆