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京都での十三参り

  • mochida333
  • 2018年3月29日
  • 読了時間: 2分

十三参りって 皆さんご存知ですか? 七五三は日本人にとって大事なイベントだと思うのですが 実はここ京都では 十三参りも同じように、 いやもしかしたらもっと重要な?イベントかも知れません。 十三参りは旧暦の3月13日前後(今の3月末から4月15日頃)に 数えで13歳になるお子さんを連れてお詣りするもので 小学校を卒業して中学に入る春休みに なさる方が多いようです。 氏神様にお参りする方もいらっしゃるようですが 京都ですと、法輪寺が有名ですかね。


法輪寺の虚空蔵菩薩様は13番目に誕生した 知恵と徳の神様です。 なので十三参りにはお参りし、ご祈祷して頂き 福徳、知恵、そして健康を 授けて頂くのが重要な行事となるのですが やはりここは京都。 そしてご祈祷に行く訳ですから 皆さんしっかり和装の正装で行かれるのが正解なようです。 女児の正装といったら、やっぱり振袖でしょうか。 その年頃のお子さんですと 体格には差がありますが 大きめの方でしたら普通サイズの振袖で 小物で可愛らしさを出してもいいですし ちょっと小柄なお子さんでしたら 肩上げで裄(ゆき)を短くした振袖もご用意しております。 またこの頃は袴を好んで選ぶ方も増えているようです。 そしてヘアスタイルですが やっぱりアップスタイルですよね。 新日本髪になさる方も結構いらっしゃいますし ふわふわカールのアップスタイルも いつもと違うお子さんの成長が見れて 楽しいかもしれませんね。


男児の場合は 紋付羽織袴でしょうか。 その年頃の男の子の場合 あまり喜んで着物を着てくれる事は 少ないかもしれませんが こういった一大行事ですので 皆さん、最初しぶしぶ、 途中から静かにノリノリだったりするようです。 ちょっとローカル色の強い行事でもある十三参り。 あまり馴染みのない方も多いかもしれませんが お子さんの健やかな成長のお祝いとして そして今後の成長をお祈りする為にも やってみてはいかがですか?


そしてもしなさる場合、 くれぐれもお参りの帰り、渡月橋の上で 振り返らないように! 頂いてきた知恵を置いてきてしまいますからね。


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