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帯結びそれぞれ


お着物に関わるお仕事をしていると、帯の結び方って色々あって、たった一本の長い布である帯からあれだけ色々な形が作られる事が不思議、と思う事があります。 勿論その着付師さんの知識や経験によるのでしょうけど、振袖の時の帯の形なんて、可愛くって。 その伝統的な帯の基本形には文庫、お太鼓、そして立て矢の3種類があります。 それ以外に知られている帯結びは、全てこれらからのアレンジとなる訳ですね。




まあ振袖自体が未婚の女性の為のお着物な訳ですから、帯結び自体も華やかなのは当たり前ではあるのですが、 既婚女性の着られる訪問着などの帯結びも、やはり色々アレンジがあり、帯結び自体日々進化しているようです。 面白いですね。 その帯結びの華やかさの中でもで特筆すべきは、やはり花嫁さんの帯結びでしょうか? 花嫁さんのお衣装の中でも白無垢や色打掛は、形状上帯の形が見えないのですが、おはしょりを取らないで裾を引きずるタイプの引き振袖は、振袖の中でも一番格調の高い、第一礼装でもあります。 このお着物の場合の帯結びもたくさん種類がありますが、祝舟や姫文庫など、帯結びはアートだなとつい思ってしまうほど、デザインが立体的で、またゴージャスででもあります。 若い方だけでなく年配の方であっても、今の時代にはお着物を着る事が日常という方はかなり少ないのではないかと思われます。 その為お着物を着る時点ですでに非日常であり、帯結びを選ぶのも、いったいどうしたら良いのか 皆目検討もつかない方も多そうですよね。 まあご家族の中に、お着物の知識を持つ方、年配の方、例えばおばあちゃんなどいらっしゃったら 色々教えてもらえるのでしょうけど、 今の若いお母様方はお着物文化にそれほど慣れてないでしょうし、なのでいったいどうしたら良いのか・・・ と思われるそこのあなた!

夢館の着付師に相談して下さい。 当社の着付師は経験豊富のプロ揃いです。 きっとあなたの質問やリクエストにしっかり応えてくれるはずです。


せっかくのお着物姿ですからね。 思い出に残る素敵な帯結びにしましょう。


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